ひな祭りの料理は? 孫も両親も楽しく食べられる食べ物を
3月3日、桃の節句はどのように過ごされますか?
女の子が楽しみにしているイベントです。お孫さんやお子さんと一緒に過ごされる方も多いのではないでしょうか。
この雛祭りに食べられる特別なお料理を大人から子供まで安心して一緒に食べられる献立のコツをご案内します。
はまぐりのお吸い物 アレンジ
蛤のお吸い物も定番ですね
雛祭りの定番、はまぐりの吸い物。蛤の身を貝付きのまま使わず一度外して小さく刻みます。ハマグリの身は柔らかいように見えて噛み切りずらく、ノドに閊えかねないほどの大きさもあります。
具を小さく賽の目状に刻むことで、食べやすくなり、喉詰まりを防ぐことができます。同様に葉物や手鞠麩も大きすぎと思われたら2つ、4つと切り分けて投入しましょう。こうした一工夫で、はまぐりのお吸い物を安心して美味しく食べられるようになります。
ちらし寿司、手毬寿司も具を細かく
色とりどりの盛り付けで目を楽しませるちらし寿司は、基本的に具が千切りや粒状ではありますが、比較的固めの食材、かんぴょうやハム、さやえんどうなどの繊維質もさらに細く短くカットしておくとさらに食べやすくなりますね。
小さく丸めた手毬寿司は見た目の可愛さもさることながら、食べやすく味も良いと老若男女にウケの良い雛祭り料理です。こちらもほぼそのまま食卓に供してかまいませんが、いつもよりさらに一回り小さく作るとより良いですね。小さすぎるかな? と感じる位が調度良いサイズです。
孫が喜ぶ華やかな彩りを忘れず
見た目の華やかさも大切
雛祭りだからといって、ことさら気合を入れて料理を用意する必要はありません。日々のレシピに一手間の彩りを加えるだけで、華やかな雛祭りらしさを演出できます。
お吸い物でなくとも、普通のお味噌汁にハマグリと手まり麩を加えてもOK。さくらでんぶと三つ葉を五目ごはんに散らすだけで、カンタン五目ちらしの完成です。
いつもは単純な輪切りの根菜類を、ハート型や星形に切り抜くだけでも印象が雛祭りらしく変わります。ピンク色、赤色、鮮やかな緑色を無理のない範囲で取り入れてみましょう。
そしてご家族に優しく小さめ、柔らかめの具材を心がけて、みんなで楽しい雛祭りを迎えましょう。