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起業・独立派にもいろいろあります

 【はじめに】

  いつかは起業・独立して第二の仕事にまい進したい。

既に脱サラし開業を果たしたもののなかなか軌道に乗らない。

逆にまさに順風満帆、第二の人生を謳歌している…

 

 起業・独立に関しては

まさに十人十色、様々なケースが生じています。

 

 今日は、

やや特異なケースでの起業・独立の関する話題を採り上げたいと思います。

 

 

【今の成功を再びゼロに?】

  その相談者は既に40代で脱サラし事業を興した方でした。

10年後には起業したビジネスも軌道に乗り

現在は安定した経営状態を維持しているという起業成功者でした。

 

 ですがその相談内容が、 

「今の事業を辞めて、また別の起業で一から始めてみたくなったのです。」

 

 一瞬聞き間違いかと思ったものでした。

いろいろと話を伺うに今の事業は今後も安定した実績を挙げる見通しで

逆に言えばそろそろ支店を出してもいいのではと思う程順調なのです。

 

 本人曰く、「自分が現場でする仕事が減って、定型業務が増えたこと」

「まだ今なら新しい挑戦が出来る年齢と思うこと」

「何と言っても、起業時の刺激的な日々に戻りたい気持ちが抑えられない」

 

 多くの起業家、起業志望の方から見ればなんとも贅沢、なんとも理解不能な

発言と捉えてもおかしくはないでしょうね。

 

 私自身は初めて遭遇したケースですが、以前お世話になった先輩の話では

ビジネスで一定の成功を収めるとその事業の拡大よりも他の事業へのチャレンジに

大きな魅力を感じてしまい、極端なケースでは兼業という選択をせずに

まさにゼロからのスタートを選ぶ「猛者」もいるそうです。

 

 理由としてもさらなる収益の拡大とか、その分野でのトップを目指すといった

具体的な動機は見られず、極論で言えば「今の仕事に飽きた」「成功したのでもういい」

だから「また新鮮な気持ちで新しい挑戦を目指す」というのです。

 

 一見するとモチベーションの低下、マンネリ化の結果とも見えます。

また現在の事業は順調に言っており経営悪化といった切羽詰まった状態でもありません。

 

 私の相談者の場合は起業後10数年経過していましたが、なかには僅か5年前後で

こういった心境に至ってせっかくの安定した生活基盤を放棄する方もいるそうです。

 

 これが実に厄介な相談なのです。

 

 

【問題は当事者の資質・心情?】

  先にも述べましたが、

より高みを目指したい、売り上げを挙げたい、業界でトップに立ちたいわけでもなく

逆に経営状態の悪化や競合の激化による売り上げ低迷と言った背景がある訳でもないのです。

 

 どちらのケースでも具体的な課題は容易にピックアップが可能です。

誰もが納得出来る理由であれば、まだそれなりに相談にも乗れます。

 

 ですが、こと当事者の心境だけの問題となると、

どういったアドバイスをしたらいいかに苦慮します。

 

 さらに言えば、

これがおひとり様の経営者であれば成功も失敗も本人一人の責になりますから

最終的には本人次第という結論でも構わないと思います。

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