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悪質・迷惑営業にご注意

【はじめに】

 コロナ禍もかなり落ち着いて再びシニア世代からの起業・独立に向けての

各種相談が始まってきました。

 

 独りよがりでの開業スタートと言った「無謀運転」は影を潜めましたが、

逆に「成功事例への依存」「不要な講習受講のはしご」など

他人依存型の起業活動が目立っています。

 

 ここでは最初に昭和の時代から続くいろいろな悪質・迷惑商法を紹介し

起業・独立においての当人の心構えについての考えを述べたいと思います。

 

 

【悪質商法】

 私が学生時代に何度も遭遇したのが街中での勧誘からの物販でした。

 

 路上駐車の車内から「展示会で残った貴重な時計、貴金属を格安で販売。」

と銘打って、通行人を呼び止めて(得体のしれない)時計や指輪などを

さほど安くはない価格で売りつける商売。

 

 同じく路上でアンケートの協力と言う名目で通行人を呼び止め

実際はアンケートではなく怪しげな会員権やパーティー券の「押し売り」

より悪質になると複数枚の購入を強いて友人に売りつけるよう勧誘する。

 

 共通したのは「喋りが上手で主導権をこちらに渡さない。」と言う点です。

まくし立てるように話しかけ、買わないと損する、どころか買わないことが悪?

といった雰囲気に追い込むやり口はある意味「あっぱれ」な感もありました。

 

 気が弱い人、いやと言えない人は「買えばこの場を離れられる。」と考えて

無駄な出費を強いられます。

 

 

 大学入学時にも「押しに弱い新入生」をカモにする商売がありました。

構内の一角に新入生向けの特設コーナーが設けられ、そこでは万年筆や大学ノート、

革靴や時計などといったこれからの学生生活に欠かせない品を即売しているのですが、

その中に混じって「学帽や学ラン用の金ボタン」といった一般学生には4年間不要必至の

品を販売するブースがあり、ひときわ大きな声で呼び込みをしていました。

 

 ここでも気の弱そうなタイプや、いかにも上京したてといった新入生をロックオンし

肩を組むようにして誘い込み、速射砲のような売り言葉で買わせていました。

 

 彼らの「人を見分ける観察眼」は大したものでほぼ確実に売り上げを達成したのです。

逆に言えば、この手の犠牲者は自分では気付かないまま「ターゲットの看板を背負って」

行動しているということになります。

 

 

【迷惑商法】

  今では信じられないでしょうが、昭和の時代、自社ビルのオフィスでも

生保や証券会社のセールスはフリーパス同然に社内に出入りしていました。

 

 特に新人が配属される4月以降には昼休みに入ると同時に職場内に侵入、

今まで見たことのない「若者」を見つけると即、隣に張り付いて挨拶です。

あっという間に個人情報を聞き出され(自分から話すように仕向けられ)

一気に商売の話に突入です。

 

 さすがに限られた昼休みに制約とまではいきませんが

結局終業後の「より詳しい説明」の場を約束させられ喫茶店などで

ほぼ軟禁状態で根負けの末、契約に応じる。

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