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再就職・転職の第一歩は経歴書から

【はじめに】

 4年にわたったコロナ禍もようやく下火になり、

事務所のある新橋界隈にもアフター5の賑わいが復活してきました。

 

 さすがに今の仕事を辞めて起業・独立の相談はまだまだですが

再就職や転職に関する相談はぼつぼつ復活してきました。

 

 以前にも触れたと思いますが、なんと言っても第一段階は履歴書であり

職経歴書での選択を切り抜けることです。

 

 意外に陥りやすい「間違えた表現」について代表的な点を紹介したいと思います。

 

 

【専門用語の羅列】

 当人が意識してなのか無意識なのかはわかりませんが、

いわゆる履歴から実績、自己PRの全てに業界の専門用語を羅列しがちなケース。

 

 多くは理工系の方の特徴なのですが、

営業職でも本部の企画や開発部門などの経歴の持ち主にこの傾向が見ることが出来ます。

 

 いかにも自分は社内でも難しい業務に携わってきたかを表現する一手かもしれませんが

採用側にその通りに受け取られることはそう多くないとのことでしした。

 

 「第三者に分かるような言葉で言えないのか?」

 「小難しい用語を並べ立てることで優秀な人材というアピールをしているのか?」

  等、ネガティブな評価に繋がるケースがあります。

 

 加えて、異業種での面談にこれをやりますと、知らない用語ばかりで内容が伝わらない。

もしかして我々を試しているのか?といった、これもいいイメージにはならないようです。

 

 私自身、自慢になりますが、

営業所長時代には本社への報告書や市場の分析結果を提出する際には

「企画スタッフの女性スタッフでも、新人でもわかる言葉だけで書く。」ことを

先輩から指導されていましたから、非常に平易な文言だけの内容を常に意識しました。

 

 案の定、全体会議などでの報告の際、

報告内容以前に文中で用いた「ヨコ文字」の意味を問い質すケースが見受けられましたが、

私の場合にはそういった無駄な質問は皆無でした。

 

 

【具体性ゼロの表現】  

 実績の紹介の際に見受けられるものです。

「営業部在職中には率先して陣頭に立ち、業績向上に貢献しました。」

といった「具体性ゼロ」表現です。

 

 「いつ、何を、どれだけの行動を起こしたのか?」

 「その結果どういった実績を残した」を数字で表現しましょう。

 

 予算1,000万のところ「1,200万の実績」を残した。

 予算は未達だった場合でも「前年比110%」を達成した。

 等のように、好印象を与える表現を用いることです。

 

 あくまでも事実でなければいけないのは言うまでもなく、

上記のように予算未達でも前年アップならそこだけを表記すればいいのです。

もしかしたら予算の設定に無理があったとか、大口の得意先が廃業したなどの場合は

既存の得意先での予算達成率や金額、そこでの前年進捗の推移などプラス案件を探します。

 

 この他にもトータルとしてみた場合に、

エリアシェアが前年25%のところを43%にまで高めたでも大いに評価される実績です。

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