アトラ50
真に豊かなライフスタイルを実現する50代以上向け専門情報サイト

会員登録でもっと豊かに [ 新規登録 ]

 >  > 再就職・転職の第一歩は経歴書から

再就職・転職の第一歩は経歴書から

 

 売上高よりも売上利益を重視する傾向はかなり多くの企業で見られているので

売上実績が芳しくない場合には利益率で 前年越えとか、利益計画は達成したといった記載が

実は有効になります。 安売り、利益度外視の売上高でも利益減ではマイナス評価なのですから。

 

 

 

【チームリーダーとしての実績表現】

 次に管理職となるチームリーダーの場合に移りましょう。

 

 自部門が実績トップや上位の場合、

実際には部下の営業活動による成果であることが多いのですが、

少なくない管理職は、いかにも自分の実績であるかのような表現をしがちです。

 

 実際にプレーイングマネージャーで陣頭指揮を執っていれば別ですが、

デスクワークで部下を叱咤激励しているだけの管理職であるならば、

部下の適材適所の判断の妙や、部下に花を持たせる姿勢、

得意先とのトップコミュニケーションの確保などだけを記載すべきです。

 

 

【自己PR】

 ~長い営業経験から得意先のニーズの把握、実績の分析に長けています。

 ~管理職として部下の動向に注意を払い、部内のムード作りに貢献しました。

 

 営業の一般職でも、管理職でも

こういった漠然とした表現は却って具体的に何もしていなかったことと邪推されます。

 

 特に管理職の場合は、

管理職として当たり前の責務を書き込むだけではマイナスのPRになり兼ねません。

 

 

 ここでもやはり重要なのが「具体性」です。

部下のどんな動向に気を配ってきたのか?その結果何を感知し、どう動いたか?

その結果、どんな行動を起こして、どんな実績に繋がったのか?

 

 ひとつでいいので誰もが分かりやすい実例を具体的な表現で記載することで

採用側の注意を惹くことに繋がります。

 

 

  また、変化球としては自分の人間性をPRするのも手です。

学生時代から今に至るまで一貫して他人から評価されていること、

これも具体的な表現で記載するのも効果的です。

 

 悩みごとの相談相手に男女問わず自分が最初に選ばれてきた。

 学生時代のこういった経験が前職での最終面接で決め手となったと言われた。

 自分には苦言を呈してくれる友人がいるし、苦言を言える友人もいる。

 

 

 自分では意識していなくとも、

案外他の人にはない長所という見方がされるケースは意外に多いのです。

 

 

【終わりに】

 如何でしたか? あまりに当たり前の事ばかりだと思います。

ですがそれが実際には満足いく内容で表現されていないのも事実なのです。

 

 特にシニア世代の管理職経験者はどうしても

「自分のリーダーシップ」「自分の行動力」には甘くなりがちです。

 

 仮に本当にその方の強烈な個性で実績を挙げてきたとしても、

それが新しい職場では求められているかどうかは未知数です。

下手をすればよくある再就職・転職の失敗事例にあるような

「部下のレベルが自分の指導についてこれない!」

「会社の風土があまりに違いすぎる!」等など、他責に奔り

結局は長続きしないでまた求職活動に逆戻りです。

あなたの気になる疑問お寄せ下さい!

投資、相続、住まい、法律、健康、ファッションなど、
専門家に質問したいことがありましたら、お気軽にお寄せください!

お寄せいただいた質問や、専門家の回答は、
あなたの個人情報を特定できない形で、Q&Aコラムとして掲載させて頂きます。
また、質問の内容によってはお答えできない場合がある事をご了承ください。

質問例

質問内容

おすすめ記事全ての記事を見る >>

PAGE TOP