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全ては健康あってこそ

【はじめに】

 このコラムでは起業や独立に関する話題を主に採り上げてきました。

曰く、他人の成功が自分も成功するという保証は何もない。

成功事例にはプランの完成度以上にタイミングと市場性の要素がかなり大きい。

 

など等、起業理念や開業プランの検討やタイミングについて紹介してきました。

ですがそれ以上に大切な基本中の基本があります。

 

 それは、心身の健康です。

 

 今日は2つの事例を紹介したいと思います。

 

  

 

 

 

【事例その1】

 50代男性、コロナ禍で勤め先からリモートワークの許可が下りたことで

長年の夢だった田舎暮らしと仕事が両立出来ると率先して山村で借家住まいを始めたのです。

 

 まさに理想の環境だったそうで朝は小鳥の囀りで目を覚まし、

庭でコーヒーを飲みつつ仕事に向かう生活で、隣家とも適度な距離があり、

自由にパソコンを通じて会話が出来、大笑いしても問題という環境でした。

 

 ただ、田舎暮らしを初めて1年後、会社の定期健康診断で上京し検査を受けたところ、

血糖値を始め全体的に検査結果が以前より悪化していたのです!

 

 都心暮らしの時のような早朝に起きて満員電車に揺られることから解放され

最低週2回はあった付き合い酒も消滅、残業で帰宅が遅くなることも無くなったのに?

 

 ですが医者との問診で、その原因が判明したのです。

 

 原因は、運動不足でした。

 

 彼曰く、

「確かに、ひとたび仕事を始めたら終日デスクに張り付いていました。」

「必要な資料は予め手元に集めており、席を外す必要がないようにしました。」

「ランチは概ねコンビニで買ってパソコンの前で摂ってました。」

「動いたのは、2回ほどトイレに行った時だけです。」

 

 とはいえ、日々の生活で最低限歩くことはあるはずでしたが、

実は田舎暮らしになっって以降、都会暮らし時より大幅な「変化」があったのです。

 

 何をするにも、「クルマを使用しての移動」だったのです!

 

 

 御多分に漏れず、郊外の人口減少地域ではバスの本数が削減されたり、

中には路線縮小でバス自体が利用不可になったりといったケースは少なくありません。

 

 私が業務遂行上経験した事例でも土日のバスが終日廃止になった市街地がありました。

バス以上に鉄道は無縁の地域です。コミュニティバスもない地域でした。

 

 彼の話では、

生活用品はクルマで15分のホームセンターやその先にあるスーパーで賄い、

書店はさらに先にあるクルマで30分ほどの地域にしかなく、

病院もクルマで10分、それまであったバス路線が自宅前のバス停の廃止で

利用不可になったそうです。

 

 毎日のように出向いていたコンビニもクルマで5分、

歩いていけない距離ではなかったのですが、クルマになれた生活の為、

「雨が降ってるから」「雨が降りそうだから」「陽射しが強すぎるから」

「今日は荷物が多くなりそうだから」など等、クルマ利用の正当性を

無理やり作って、クルマ使用を正当化したのです。

 

 郊外のスーパーやコンビニには当たり前のように大きな駐車場が整備されています。

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