除雪にオススメの7つ道具 50代以上が楽に雪かきするコツ!
降雪地帯で一戸建てにお住まいの方には、毎年お馴染みの雪かき。これがまた大変なんです。50代、60代にもなると尚更。豪雪地域では除雪が毎日必要な天候に見舞われることも多々あります。
道路の雪はブルドーザー重機や大型除雪機がドサーっとやってくれますが、玄関から歩道までの間に積もった雪は自分たちの手で除雪します。そんなときに役立つ7つのオススメ除雪用具をご紹介。
1.スコップ
雪かきスコップ、シャベル類は除雪時の基本装備です。将棋でいうところの歩ですね。細い路地や壁と車の間など、細かい場所の雪を掻き出すのに適しています。小規模な屋根の雪下ろし時にも主力。
プラスチック製と金属製がのスコップあり、使い方が一部で異なります。凍るほど硬くなった雪を掘り出すのには、アルミや鉄製シャベルがザックリと刺さってオススメ。
最近は柄が真っ直ぐではなく、人間工学的に作業が50代の方にも楽になるよう、わざと柄が曲げられている機能性スコップも発売されています。
2.プッシャー(ラッセル)
ブルドーザーのように雪を押し出す作業ならプッシャーを使いましょう。家の前の積雪を融雪溝や反対側の雪置き場に運ぶのに便利です。商品によってはラッセルとも呼ばれています。
スコップとの違いは、上に持ち上げる動作が存在しない点です。よってスコップほど腕の力を必要とせず楽に雪を動かせます。前へ押し出すために腹筋や背筋で体幹を支え、腰や足のふんばりを効かせます。
比較的少量で柔らかい積雪に対して、地面の凹凸を平らにならすような機能に特化しています。そのため雪解けシーズンのガリガリ雪や、何十センチメートルものドカ雪には非力。
3.ママさんダンプ
一家に最低一台は常備されているママさんダンプ。加えてパパ用の大きいサイズと子供用の小さいサイズもあると雪ハネが捗ります。一般的な名前はスノーダンプであり、「ママさんダンプ」はプラスチック製のスノーダンプで販売されている他社の登録商標です。
簡単に使えて運搬力が高く、将棋界なら金将銀将クラスの実力。これがないと北国の冬は越せません。朝起きたら玄関が新雪で埋まっていて、家から出られなかったなんて話もよくあります。北海道から甲信越の山間部にかけて一夜で1メートルを超える積雪が見られるほど。
ママでもダンプカーのように雪を運ぶことができる。そう、ママさんダンプならね。
4.融雪剤
北海道や東北の豪雪地帯では冬になると、道路脇にある砂箱の中に白い粒々が大量に入った袋が置かれますね。あれの正体は塩化カルシウム。水に溶ける際に発熱し、再凍結も防ぎます。力もいらず、撒くだけで雪が溶けてくれるので時間、労力がかからない融雪手段です。