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冬の突然死にご用心! 雪や餅など怖い死因と予防の方法

 

 

冬には冬の危険があります。あっという間に訪れて対処する猶予もない突然死ほど怖いものはありません。特に高齢者の方は唐突な異変に見舞われないよう、冬季の生活で以下の点に注意しましょう。

 

雪で転倒、滑落、遭難

 

足腰のおぼつかない年配の方がツルツルの横断歩道を渡る時。派手に雪で滑って転倒し、頭を打って救急車に運ばれ、そのまま亡くなるケースが後を絶ちません。

 

凍った路面の上に新雪が降り積もったブラックアイスバーンは歩道にも発生します。見た目にはふかふかの雪布団ですが一歩踏み込むと表面の雪ごと靴がスリップして転倒します。

 

また、自宅2階の屋根を雪下ろし中に足を滑らせて地上に激突する事故もニュースになっています。ナナメになったトタン屋根はただでさえ滑りやすいのに、雪下ろし作業で身体のバランスを崩しがち。

 

冬の遭難は雪山で登山だけとは限りません。想像を超えた暴風雪に襲われると、都市部の街中でも遭難することがあります。激しい吹雪のために一寸先も真っ白で何も見えなくなるホワイトアウトは、方向感覚を失った状態で短時間に著しく体力を奪われます。

 

雪で転倒、滑落、遭難して突然死しない対策として、靴屋さんで靴底を凍結路面に対応した冬底仕様に改良する、屋根の雪下ろしは二人以上で注意しながら、大雪に慣れてるからと慢心せず荒れ模様なら外出を控える、自家用車やタクシーなどで自宅から車に乗る、といった防止方法があります。

 

餅を喉に詰まらせる

 

これからさらに高齢化社会が進みます。咀嚼や嚥下に注意を要する老人が増加するということです。飲み込む力が衰えてくるので、喉の途中にモチが詰まって窒息しやすくなります。咳込んだりして自力で吐き出せる余力も残されていません。

 

応急処置で辛うじて窒息死を免れても、その時に雑菌が肺器官へ流れ入ってしまうと厄介なことに。少量でも重篤な肺炎に罹患してしまうほど、80代、90代の高齢者は抵抗力も弱くなっていることがあります。

 

このようにモチ詰まりが直接的、間接的な要因となるシニアの唐突な逝去は枚挙に暇がなく、寒い冬やお餅好きが多い年齢層ということも相まって冬の突然死を増加させています。

 

餅を喉に詰まらせた突然死の予防法は、できるだけ噛み切らくて済むよう小さく餅をカットして食事に供する、口の中の水分が奪われるきな粉などの乾いた味付けはしない、常に隣に介護士が寄り添い不測の事態に待機する、掃除機など吸い出し道具を準備しておくなどが有効です。

 

 

多難な冬季の突然死対策ですが、一つ一つ確認して準備していけば突如の不幸を大幅に少なく出来ます。くれぐれも無理なさらぬように気をつけて、暖かい春を迎えましょう。

 

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