撮影した写真を写真展やフォトコンテストに出品。表舞台でカメラ技術を評価される貴重な経験
趣味のカメラですから、撮影した写真を他人に公開する必要はありません。けれども、渾身の力作、1,000枚に1枚撮れるかどうかの神ショットが生まれたら、ぜひ世に広めてみませんか。
フォトコンテストや写真展は春夏秋冬、全国の至る所で開催されており、撮影した写真が受賞して注目されるチャンスは多々あります。上位に入選すると豪華賞品や賞金がもらえるかも?
市区町村主催のフォトコンテスト
町おこし地域振興の一環として、あるいは地域住民の交流の場として市区町村単位で開催されるフォトコンテスト。「第○回」とナンバリングされて毎年の恒例行事と化しているフォトコンも少なくありません。
被写体はその街の中で自然や風景、住民などを対象。花や動物などに限定したフォトコンもあったり。一人あたりの枚数が限られている場合は、コンテストの趣旨に合う写真を厳選して応募しましょう。入賞すると得られる特産品詰め合わせ的なご当地グルメが嬉しいですね。また、より全国区の写真展へ出場するチャンスもあります。
企業や公益法人が主催する写真コンクール
様々な企業が宣伝等の意図で写真コンクールを開催しています。優れたカメラ撮影で自社製品の魅力を切り取ってくれますから、全国に拡散した写真を通じて少ない費用で認知度を高めることができます。
植物園内の草木花々を接写、オートサーキット場での自動車レース撮影、野生生物を被写体としたポートレートなど、主催する組織によってモチーフも多彩。コンクールによっては現場まで赴いて撮影します。企業が提供する商品やクーポン、金一封など本気で狙いたくなる豪華賞品も魅力。
写真サークルが自主開催する合同作品展
いきなりのフォトコン応募に敷居が高く感じられたなら、近所の写真サークルが開く合同作品展に出展してみてはどうでしょう。月一回など定期的に開く通例があり、気軽に出店できる敷居の低さが親しみやすい写真展です。
写真展に出して終わりではなくカメラ仲間と継続したお付き合いが生まれます。写真撮影の習慣にも張り合いが出てきて、そのうちカメラが本格的なライフワークになるかもしれませんね。