アジングに欠かせないワームがあるんです

秋になり、そろそろハイシーズンに近づいてきたアジング。世の中のアジング用ワームって多すぎて迷いませんか？

そんな無数にあるアジングワームの中で、どんな場所でも安定した釣果をもたらしてくれるワームが「アジアダー」です。

筆者のアジングに欠かせないと言っても過言ではない「アジアダー」について、愛を込めて紹介します！

アジアダーとは

アジアダーは、reinsから発売される「reins×deps」のコラボによって生み出されたピンテールワーム（頭から尾までが真っ直ぐなワームのこと）。

元々バス釣りで数多の実績を持つdepsのデスアダーを、reins独自のソフトマテリアルでアジング用にアレンジしたワームです。

 

とにかく凄く釣れるし、お得なのである

今回改めて紹介したい理由は、「とにかく釣れる！」ことに尽きるでしょう。

筆者自身、1年中アジを追いかけてランガンするなかで常に使っていて、その釣れっぷりは体感済み。

釣れるのはもちろんのこと、使いやすさも抜群。

そのうえ、1パックなんと15本も入っているというお得っぷり！（お財布事情が厳しい筆者が好きな理由の半分を占めています。）

アジング初心者にもオススメなワームナンバーワンなのです！

 

形状と動きから見る「アジアダー」が釣れる秘訣

では、実際にアジアダーが釣れる理由を形状や動きを元に、何故そんなにアジが釣れるのかを考察していきます。

素材の柔らかさと軽さ

 

アジアダーが釣れる秘訣は、ズバリ「素材の柔らかさ」と言っても過言ではありません！

アジングにおいて、長い部類に入るピンテールワームは柔らかさが重要で、アジが吸い込むときに口に入り易いのです。

確実にアジの口の幅より長いワームですが、スポッと吸い込んでくれることも多々。

これが硬いワームだと吸い込みにくいのか、フッキング率が低下してしまうこともあります。

また、アジアダーはマテリアル自体が軽いので、アジが吸い込んだ時に周りの海水と一緒に口に入りやすいものと考えられます。

 

アクションが最高に良い！

ここからは動画を交えて、アジアダーのアクションについて語っていきます。

▼リトリーブ

 

まずはただ巻き。テールの動きに注目してみてください！

テールが小刻みに震えていて、この動きがヤバイんです。

ボディ中間付近をくねらせつつ、テールも追従してプルプルプルプルとアクション。釣れそうなアクションの王道です。

 

 

▼シェイク

 

シェイキングを加えてみれば艶かしさ抜群！　まるで生き物のような生命感です。

柔らかい素材ならではのアクションで、ジグヘッドが先行して、その後にワームが独立して元の形状に戻ろうとします。

硬いワームだと生命感の無い動きになったり、柔らかすぎるとフックに絡んだりしますが、アジアダーのマテリアルは絶妙な柔らかさでバランスしてます。

 

 

▼フォールアクション

 

リフト&フォールでは、フォール中にもテールがピロピロとアクションしています。

リフトさせた時に、動き出しでボディをくねらせつつ上にあがっていく挙動も素晴らしい！

ラウンド形状の1g程度のジグヘッドであれば、フォール中もリトリーブ時と同じようにテールがピロピロアクションします。

 

シンプルに見えてじつは凝ったディテール

パッと見の形状はシンプルなピンテールワームながら、細部をみるとかなり芸が細かいワームです。

ボディは尾にかけて細くなるようにテーパーがかっていて、頭から尾の先までボディ全体にはリブ入り。

このリブがテールの先まで全体でしっかり水流を受け、繊細な動きを可能にしています。

また、リブは関節のような役割をするので、艶めかしいアクションや、アジの口に入りやすいなど多くのメリットをもたらしていそうです。

 

ピンテールなのに操作性も良い！

一般的に、ピンテールワームは抵抗感が少なく操作感が薄くなりがちですが、アジアダーには程よい操作感があります。

リブが水を噛むことで程よい抵抗になり、流れの変化なども捉え易いのです。

また、リブ無しのピンテール系に比べてフォールもやや遅くなるので、少し重めのジグヘッドでも釣れるフォールが演出できるのもナイス！

 

実釣で改めてその威力を体感！

というわけで、さんざん今まで釣ってきてますが、改めて実釣でその釣れ具合を確認してみます。

テーマは、「夕マズメに合わせて色んなカラーで狙ってみる」。

夕マズメにブレイクラインを回遊してくる中アジを、短時間で狙っていきます。

アジアダーを使う時、筆者の場合最初はリトリーブからスタートします。

表層、中層、ボトムととりあえず探ってみて反応があればそこを重点的にチェック。

反応が無ければアクションを入れてみたり、早巻きしてみたりと変化を加えていきます。

 

 

ほらもう釣れた。 笑

スタートして数投、若干日が落ちかけているタイミングで、投げて落としてるだけで、20cmほどの良型がヒット！

操作とか何もしていませんが…紫外線発光（ケイムラ）タイプの「＃203UVキングシルバー」 でサクッと釣れちゃいました。

アジはUV発光に対して異常に反応するケースが多く、とくにマズメ時間と曇りの日は投げておきたいカラーです。

 

立て続けに、ボトムをスローリトリーブして20cmほどのサイズがヒット！

夕マズメのUVキングシルバーの効果は相当なものなのでハマった時の威力はやばい！　 一つ持っておいても損は無いカラーです。

曇りの日でも意外と紫外線は多いのでUVカラーは有効です。とくにカタクチイワシなど魚系がベイトの場合はめちゃ効きます。

 

カラーを変えて「#123グロー冷凍みかん」でボトムバンプさせているとキジハタがヒットしました。

グロー冷凍みかんは、バチの時やデイゲームでシルエットをボヤッとさせたい時に使うことが多いカラー。

視認性も良いので、障害物周りやボトムをサイトで狙う場合にもオススメです！

もう一度アジを釣りたくて「#158 必殺イワシ」にチェンジ。

中層を巻いていると食ってきたので、「アジか！？」と思いましたが、釣れたのはアオハタ。笑

このカラー、シラスがベイトの時やアミを捕食している時に劇的に効くんです！

夕暮れ間近になり少し光量も落ちたので、「#103 グローホワイトシルバー」へチェンジ！

このカラーはド定番で、デイゲーム、ナイトゲーム共によく釣れる色。

どんな場所でも使い易く、グローホワイトボディにシルバーラメ入りなのでアピールも強いカラーです。

そんなこんなでカラーチェンジしながら探っているなか、夜に突入しバタバタッと24cmを頭に7匹のアジを捕獲。

こんな感じでナイトゲームでもデイゲームでもよく釣れるワームなんです！

カラーはUV系やグローを基本に、好みのカラーを数種類持っておくと良いでしょう。

 

アジアダーと相性のいいジグヘッドは？

よく釣れるアジアダーですが、その釣れっぷりを引き出すためには組み合わせるジグヘッドが大事です。

神セッティングのタングステンジグヘッド

せっかく細身で動きの良いピンテールなので、ヘッドで余計な邪魔をしたくありません。

ので、筆者が多用するのは「月下美人 アジングジグヘッドTG」。

タングステンのためヘッド形状が小さく、全体のシルエットを小さくできるのでワームとの一体感が高く、アクションも自然になります！

 

 

鉛でも抵抗系ジグヘッドがおすすめ

操作感がある方のピンテールワームと言えど、シャッドテールやファットタイプに比べると操作感は弱め。

そこをカバーするために、ヘッドに水受け部がある抵抗系ジグヘッドがオススメ。

筆者は、TICTのアジスタを合わせることが多いです。

 

 

アジアダーの難点「裂けやすい」

良いことづくめなアジアダーにも、難点が一つあります。それが裂けやすいこと。

柔らかい素材のため、ファイトする際や針を外す際などによく裂けます。

しかし、裂けてしまっても対処法があります。他のストレートワームでも通用するので覚えておくと役立ちますよ！

裂けたところをカット！

これは皆さんされる方も多いですが、ヘッド側が裂けてしまった場合、裂けた部分をカットしてしまえば少し短くなるものの使えます。

アジアダーはリブに沿って切れば形も崩れず、テールが急に細くなっているタイプではないのでフックとのバランスも悪くなりません。

 

ズレ易くなったら逆刺し

フックの出口になるゲイプ部分が裂けてしまった場合は、フックの上下を逆さまにセットしなおせばOK！

上下を逆さまにするだけで、意外と使える状態になるのでこちらもオススメです。

 

もったいない精神で使い切る！

ボディ部分が裂けまくって使えなくなっても、無事な部分はとっておきましょう。

豆アジングの時や、マイクロジグのアシストフックに装着したりサビキに付けたりと、アジアダーのテールがじつはめちゃ有能なのです。

ワームと言えどお金はかかっていますし、石油資源を使った製品なので有効活用しましょう！

 

爆釣する時は耐久性高めのワームにチェンジ

たまに発動するアジが鬼のように毎投食ってくる時は、耐久性の高い別のワームに変えましょう。

こういったケースでアジアダーを使ってしまうと、1パックなんてものの1時間もあれば全てなくなってしまいます。

何を投げても釣れる場合は、あえてアジアダー以外に変えて臨機応変に対応することも大事です。

 

アジアダーで「アジ爆」しましょう！

既に発売されてから長い年月が経過し、筆者を含め愛用者も多く実績も十分なアジアダー。

アジングにはもちろんのこと、ライトゲームのピンテールワーム選びに迷ったら、「アジアダー」を選んでみてください！

 

 

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