お顔のたるみと身体のたるみで共通で考えられるのは、皮膚の中にある、弾性繊維や膠原繊維の減少です。
それら自体は、コラーゲンを支え、皮膚がたるまないようにする役目を持っていますが、これは残念ながら年齢と共に減少するものなのです。

身体と顔の皮膚は、筋肉に着いている、いないという違いもありますので、同じように運動で予防ができるかというとそうではないのです。生活リズムや食生活、そして、運動や心の状態など全てが、健康にもですが、たるみにも関係しています。

生活リズムに影響を与え、乱れやすいのは、一般的に睡眠時間かと思います。

その方により、必要な睡眠時間は異なりますが、一般的に6～8時間が良く、睡眠のゴールデンタイムと言われている22時～2時の睡眠が大切です。できればこの時間には眠っていたいですが難しいこともありますよね。その場合は、熟睡出来ているかがポイントです。睡眠に入ってから3時間の熟睡が出来ているかどうかを意識するようにしてください。

睡眠を取ることで、成長ホルモンが分泌されます。このホルモンが若さをキープしてくれます！また、細胞のサイクルを行う時間でもあります。新しい細胞に入れ替わり、使い終わった細胞は排泄の準備に入ります。睡眠を取ることはとても大切なことです。

運動は定期的に行うことが必要です。筋肉にも休憩が必要ですので、毎日よりも一日二日開けてからの方が良いです。必死に行うより、楽しみながら長く続けることが良いです。また、有酸素運動だけでなく、無酸素運動を行うなど、トレーニングと休憩のバランスと同じように、運動自体もバランス良く行うことも必要です。

食事のポイントは、お肉も含め、バランス良くいただくことです。体型を気にするとお肉や揚げ物を避けてしまいがちですが、脂は、お肌に潤いを与えてくれます。また、筋肉の生成に必要なアミノ酸を多く含んでいます。たるみの予防では、高野豆腐やこんにゃく、大豆などです。これらは、セラミドを含む食材なので、たるみにくいお肌を作ってくれるお手伝いをします。また、ビタミンCは、コラーゲンの合成にとても力になってくれます。

また、お顔に化粧水やクリームを塗り整えるかと思いますが、同じように身体にも行ってあげることで、少しずつ変化が見られるかと思います。

適度な運動はとても大切な事ですので、今後も続けられて、そして生活の中にも気を配るのが一般的には効果があります。