デキル人ほど歩くのが速い理由
初心者にありがちなことですが、自分が打つ番になっても気づかずボーとしている人がいます。「○○さんの番ですよ!」といわれて慌ててアドレスに入る、といった具合です。この場合、まず間違いなくミスします。
この「前始末」をしっかりしておくには、そのための「時間をつくる」ことが必要です。
「イメージする」にあたって必要なことは「情報収集」
ゴルフのすべてのショットは、「イメージする」「決断する」「実行する」の3つのステップを踏んで行われます。この「イメージする」にあたって必要なことは「情報収集」です。
ピンまでの距離、地形の高低差、風、ボールのライなど、ありとあらゆる情報を入手し、現状から自分でできる実現可能なイメージを描くわけです。
「○○さんの番」といわれて慌ててアドレスに入る人は、情報収集し、イメージし、決断する時間がとれず、いきなり「実行」に入るので、まぐれ当たりでもない限り良い結果は生まれないのです。
必要な時間をつくりだすには、ゴルフのプレーの進め方が重要になります。
プロのトーナメントを見に行かれた人は、プロの歩く速さに驚かれた方は少なくないと思います。速く歩くことで目的地点に早く到達でき、情報収集したりイメージしたりする時間がしっかり確保されるのです。
ビジネスの世界でも、優れたビジネスパーソンほど、歩くのが速いものです。
「巧遅は拙速に如かず」
また多くの企業は、新入社員に「巧遅拙速」を教育します。「巧遅拙速」とは、孫子の兵法のひとつで「巧遅は拙速に如かず」の略で、上手で遅いよりも下手でも速い方が良い、という教えです。つまり、あれこれ考えず、失敗してもいいから早く行動する方が評価される、ということです。
ゴルフの話に戻しますが、スロープレーは他人に迷惑をかけるので厳禁です。そして速いプレーは自分自身のベストゴルフを実現するために大切なのです。
時間はすべての人に平等に与えられています。平等に与えられている時間を有効に使い、自分に有益な時間をできるだけ多く創りだすことは、より密度の濃い人生を送るコツのようにも思います。
あなたの気になる疑問お寄せ下さい!
投資、相続、住まい、法律、健康、ファッションなど、
専門家に質問したいことがありましたら、お気軽にお寄せください!
お寄せいただいた質問や、専門家の回答は、
あなたの個人情報を特定できない形で、Q&Aコラムとして掲載させて頂きます。
また、質問の内容によってはお答えできない場合がある事をご了承ください。
質問例
- (相続)息子の株損失を肩代わりした贈与を節税したい
- (メイク)登山で紫外線対策もオシャレもしたい山ガール向け50代さっぱりメイク
- (整理収納)会社でデスクを整理整頓してキレイに見えるコツ
- (運動)慢性的なテクノストレスを改善する顔まわりの指圧方法
- 質問内容