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公的機関はどんどん活用しましょう!

【はじめに】

 起業相談に来られる方も男女年齢を問わず多岐にわたってます。

最近ではまた50代以降のシニア世代からの相談が増えたような気もします。

 

 ですが、相談者の中にはわざわざ私に依頼しなくてもいいのでは?

といった内容の相談を持ち掛けるケースも少なくありません。

 

 その多くは起業・開業に必要な手続きを調べて欲しい、代行してもらえないか?

といったごく基礎的な内容なのです。

 

 今日はこの点について紹介したいと思います。 

 

 

【今さら人に聞けない?】

  例えば、申請や届け出に関する手続きの場合、

多くは管轄する自治体の窓口で手続きが行われます。

 

 時間が無いというのであれば仕方ありませんが、

相談者の中にはそうではないものの、この手の場所に

足を運びたがらないといったケースが見受けられます。

 

 多くは50代以上のシニア世代でした。

全てとは言いませんが、多くの方は「今さら人に聞くなんて」

といった意味不明な見栄?がそうさせたたのです。

 

 特に気になったのが

 

一度は窓口に行ったのですが、息子のような年代が相談担当で

どうにも恥ずかしい思いが先に立ってしまい早々に席を立ちました。

 

 という話を聞いたときでした。

 長年仕事に携わってきて、人から頼られることはあっても

この年で教えを乞うなんてこと、今までなかった。

 

 やはりここは自分で調べて仕上げるべきだ。

 

 何十年とサラリーマン生活をしてきた方が

起業や開業に関する知識が無いのは当たり前のことです。

 

 要は、また新入社員として学ぶことと気持ちを切替えればいいのですが、

シニア世代にはなかなか吹っ切れるものではないようです。

 

 

 起業・開業時のことではなく、業務上の経験談ですが

私自身、初めて改葬の依頼を受けた際にはゼロからのスタートでした。

まず我が家の菩提寺に出向いて改葬の手順から丁寧に教えてもらい

言われた通りに当該の自治体窓口などに足を運び必要な資料を収集しました。

 

 

 役所の窓口でも初歩の初歩から年下の女性職員から教えを受けて

改葬の実務を進めたものです。 その時54才でした。

 

 今では大抵の情報はネット検索で入手が可能になりましたが、

安易に利用したもののその内容が当該の市区町村の規定とは異なっており

窓口で指摘を受けて二度手間の時間の無駄を生じたケースや

丁寧な内容を信じてその通りに申請書を作成したものの、

その内容が数年前のもので今では書式自体が変わっていたといった

笑えない事態に陥ったというケースも耳にしました。

 

 

~細かな事例ですが改葬の申請書の申請者欄で故人との関係を記載しますが

 仮に孫が記載する際には、自治体によって「孫」「長男の子」「長男の長男」「子の子」

 など等、記載方法がバラバラで二重線での取り消しで対応してくれる自治体もあれば

 もう一度申請書自体を書き直すように指示する自治体もありました。

 これも事前に確認さえしておけば問題なく済む話でした。

 

 

 参考にした記事が今の自分が求める内容そのものだったからそのまま引用した。

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