第二の仕事、働き方はそれぞれです
【はじめに】
貴方が60才、又は65才の定年退職を意識した時に大切なのは、
その後の人生を託すことになる仕事をどうするか?
さらに、どういった働き方をしたいか?
この2点について、出来れば退職前(在職中)に自分の考えをまとめておくことです。
今回は、このうちの働き方をどう考えるかについて紹介していきたいと思います。
【自分に適した働き方を見定める】
例えば、
今までのように週5日フルタイムで仕事をしたい、まだまだ現役並みに働ける。
その為には再雇用や嘱託社員でも構わないし、転職でその道を選ぶことも厭わない。
人生100年と言われ始めた今、60才ではまだまだ現役として働ける自信がある。
単に自分の力を活かしたいというだけでなく、金銭的な問題から
正社員、またはそれに準ずる勤務体系で現役時代と同等の収入を得る必要がある、
という事情からこの働き方に固執するケースもあります。
ですが現実問題として捉えると、
自分が望むような仕事、働き方はなかなか見出せないというのも事実です。
正社員でないとしても、1日8時間フルタイムで働く代わりに、出勤は週3日だけ、
また、週5日出勤で勤務するものの、1日2~3時間のパートタイムしか働かない。
こういった働き方も最近は増加傾向にあるようで、
前述したような絶対正社員&フルタイム勤務に拘らない考えも
かなり一般に浸透してきているようです。
例えば通院や介護のために勤務時間に制約を受けてしまう場合は、
1日の勤務時間に融通が利くような勤務体系や、週3日だけの出社でいいような体系が適当です。
他にも趣味の時間、ボランティア活動が主で、その合間に出来るような仕事や働き方を優先する。
こういった考えから週3日勤務でその代わり1日8時間勤務で働きたいといったケースがあります。
個人個人の置かれた状況によって、仕事に求めるものが違うのは当然であり、
それが企業側も受け入れるようになってきたのが最近の傾向ではないでしょうか?
【選択には時間をかけて】
ハローワークで求人情報を収集した際に、
業務内容はズバリ自分が探し求めていたものだったものの、あくまでもパート採用だった。
事情があって週3日しか働けないが自分の探す分野ではこの手の募集が見つからない。
以前は退職後の時間に余裕がある(と自分で思っている)方の相談の中に
上記のような悩み相談で来所される方が何名かいらっしゃいました。
いろいろ問いかけてみますと、
あくまでも正社員の肩書が欲しいというのが実は本音だったり、
絶対週3日しか働けない訳ではなかったりと、風向きが変わることも少なくありませんでした?
多くの場合、多額の退職金、久しぶりの十分な自分時間の復活といった環境にあって
あまり深い考えで決めてはいなかったという点でした。
(出来れば)こういった働き方で過ごせれば儲けもの?
(出来れば)肩書のある仕事に就きたい、働き方は二の次でいい?
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