従来と異なる令和の書類選考
安易に以前購入しておいた市販の履歴書を使わないよう、事前に確認は欠かせません。
パソコンで作成の場合に、要注意なのが冒頭にも挙げた「誤字」の問題が再度浮上します。
所謂「文字化け」「誤変換」の見落としによる「誤字表示」です。
ある意味こちらの誤字はより厄介で、自分では正しい文言で打ち込んだと思っていても、
実際の表示がとんでもない同音異義語になっていた!というケースは、誰もが経験しているのでは?
更に履歴書の用紙はダウンロードしたもののプリントアウトでいいとしても、
「記入は自筆で」というケースも少ないながら残っているようです。
こういった注意事項を見落としてしまうと大きな減点となりますから、
ケアレスミスは絶対にしない! という気概を持って欲しいものです。
この他の注意点
この他の注意点として、略称や略字も避けておきましょう。
例えば前職(または現在在職中)の会社を「~株式会社」ではなく「~(株)」
「営業本部関東営業部東京支店」を「営業部」といった表記も印象は良くありません。
略して書いていいのは自分用のノートやスケジュール表だけに留め、第三者に見せるもの、
見られるものには正式名称での記載を習慣にしておきたいものです。
数字の表記の不統一も見落としがちです。
ある時は漢数字で、ある時は算用数字では見苦しいですし統一感に欠けます。
せめて元号は漢数字でそれ以外は算用数字で統一、程度が許容範囲でしょう。
履歴所が完成したら、必ずコピーを取ります。
誤字脱字、数字の統一などのチェックで問題が無ければ、記載した内容を頭に叩き込みます。
仮に面接時に履歴書に抱えた内容についての確認や追加質問などが出た場合、肝心の自分自身が
内容を覚えていなかったのではせっかく相手が関心を持ってくれた好機を自ら棒に振る訳です。
何をどういう意図で書いたのか、この程度は即答出来るまで反復練習が必要です。
職務経歴書がある場合
さて、ここまで本当に初歩的な注意事項ばかりを述べてきました。
この内容は職務経歴書作成の場合にも共通する注意事項ですのであえて書き出しました。
最近は殆どの会社で履歴書とは別に職務経歴書の作成を指示してくるケースが多いようです。
通常は2種類の応募書類を前にした場合、履歴書から先に目を通します。
ということは、履歴書で印象に残るものが無ければ、職務経歴書には出番なしで終わる。
といった最悪のケースが想定されます。
履歴書の内容からもっと詳しい経歴を知りたい、
人物像を深堀りしたいと思われることが履歴書の最大の役割と言えるのです。
イメージとしては全てを事細かに記載するのはなく
(そんなスペース自体が履歴書にはありませんが)
一種の予告編の様に注意喚起や興味を惹起させるような表現に留めることで「
以下は職務経歴書で」といった流れに持ち込むのです。
場合によっては、
先に職務経歴書を完璧に仕上げてからそのダイジェスト版として履歴書を作成するといった
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