外国人観光客へ日本文化を紹介する為に知っておきたい日本酒の魅力
日本政府観光局の統計によると2015年6月までの累計で、前年比46%増と前年よりも約1.5倍の外国人観光客が訪れています。
(2015年訪日観光客数 出典:日本政府観光局)
http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/tourism_data/visitor_trends/pdf/2013_15_tourists.pdf
2020年には、東京オリンピックが開催されますので、これから、さらに多くの外国人観光客の訪日が見込まれます。銀座、築地を歩いていても、半分以上は、外国人なのではという肌感覚があります。
どこかのお店で食事しているときに、隣に外国人観光客が並ぶ、なんていうことは、繁華街では当たり前になってくるかもしれません。
日本の良さを自分の言葉で伝える
日本の良さは、日本人の私たち以上に外国人観光客の方が、知っている場合が多いです。わたしたちにとっては当たり前なことで、敢えて気づかないからですね。
よく言われる「安全」「サービスの良さ」「おもてなし」「時間に正確」「清潔」「四季がある」など、日本の良さについて、ご自身で、一度、深く考えてみるいい機会です。どんなことでもいいので、ご自身の言葉で日本の良さをお話できるエピソードがあるといいですね。
日本の心が醸す芸術品「日本酒」を伝えるポイント
外国人に、日本酒を説明するには、同じ醸造酒の仲間であるワインとの違いをお話されるとわかりやすいです。
大雑把に造り方を把握しておきましょう。
ワインの造り方は、摘んだブドウの実を樽に入れて熟成させたもの。ブドウには糖が含まれていますから、それを自然についている酵母(一種の菌)がアルコールに変えてワインに仕上がっていきます。
日本酒は、米には糖が含まれておらず、まずデンプンを糖化させるという作業が必要になります。それには麹菌で、デンプンを糖に変える作業が必要です。それから、糖をアルコールに変える酵母を添加し、アルコールに変えていきます。
それらの作業は、人の手が介在します。ワインはブドウの出来によって、日本酒は職人の技によって、味の良し悪しが決まってくるのが大きな違いです。
日本酒は、心が醸す芸術品と言われる所以は、このように職人の心意気が表れるところからですね。
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