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喪中ハガキ

 

昔は直接、相手の家に新年の挨拶に行っていたものが、

村の有力者の家には行列が出来てしまい、

時間がないため来たことだけをしらせる書置きをしていたのが、

年賀状の始まりと言われています。

 

なぜ「あけましておめでとう」なのかというと、

言霊を大事にしている日本人だからこそのことですが、

先におめでとうということで、その年一年がおめでたい年になるように、

予祝いしているのです。

相手に良い言霊のエネルギーを投げているんですね。

だから正月三が日は特に、間違っても、

忌み嫌われるようなことを言ってはいけないのです。

負の言霊を投げることはダメなんですね。

 

そんな中、日本の神様は「罪」と「穢れ」を嫌うとされていて、

前の年に、亡くなった家族がいる人は、

「穢れ」を背負っていると言われていました。

その言霊には負のエネルギーが乗るとされていたのです。

なのでその人は、新年の挨拶を控えるというのが日本の文化だったわけです。

でも音沙汰もなく、何の挨拶もしないのも、ということで、

喪中ハガキというものが出来ました。

 

さて、喪中ハガキが来た相手に対して、

年賀状を送るのは失礼でしょうか?

これが実は本来、失礼でもなんでもないんです。

喪中の方が「おめでとう」という言霊を投げるのは嫌われますが、

喪中でない方が喪中の方に「おめでとう、今年一年いい年になりますよ」

という言霊を投げるのは、いいことなのです。

しかしそういうそもそもが忘れ去られて、誤解をしてしまう方もいるので、

喪中ハガキを頂いた方には私も出さないようにしています。

 

なぜこういう文化があるのか、とか、その意味などが継承できず、

形だけが残ってしまうことは淋しい限りです。

ちゃんとそもそもの意味や文化までを継承していきたいものですね。

 

 

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