ゴルフの上達で大切なモノ
ゴルフの上達を図る際、皆さんは何にフォーカスしますか?
ショットの飛距離や方向性でしょうか?フォームの綺麗さでしょうか?はたまたコース戦略でしょうか?
スイング技術だけではない上達のポイント
確かに、飛距離や方向性、フォームは大事です。
ゴルフは、思ったところに出来るだけ正確にボールを運び、出来るだけ少ない打数でボールをカップに入れることを競うスポーツです。
故に、飛距離や方向性を追い求めるのは、ごくごく自然なことです。
また、それを生み出すスイング技術を探求し、向上させていくことも大切です。
これら飛距離や方向性、スイングなどの要素は、第三者から見て取れる自身の外側ですので、「アウトサイド」といえます。
一方、本コラムでテーマとしている「メンタル」は、第三者からは見ることができない自身の内側、「インサイド」です。
(他人の心の状態を推測することはできますが、実際に見たり感じたりすることはできません)
ゴルフの上達を図る際、どうしてもこの「アウトサイド」にばかり目が行きがちです。
しかし、本当に大事なのは「インサイド」、つまり自身の内側です。
どんなに高いスイング技術を習得していても、いざという時に過去の失敗にココロが捉われていたり、ボールの行方やスコアなど、結果(未来)にココロが揺らいでいては、それを発揮することはできません。
どんなに高性能のスマホを持っていても、電波の届かない所ではその性能が発揮されないのと同じです。
過去の失敗に捉われず、未来の不安にも揺らがず、今に集中し、自信に充ち溢れ、ウキウキ、ワクワク楽しいココロの状態が「ごきげん」です。
ゴルフでも仕事でも、日常のあらゆるシーンで「ごきげん」は良い結果をもたらします。
年齢に関係なく身体能力は高められる
インサイドは、メンタルばかりではありません。
フィジカルも重要な要素です。
バランスのよいゴルフボディを作るには、カラダの内側からしっかり鍛える必要があります。
鍛えるというと、バーベルや鉄アレイを上げて筋トレするイメージがありますが、けしてそうではありません。
ここでいう「鍛える」とは、運動不足により機能していなかった筋肉を目覚めさせ、カラダを活性化させることです。
歳を重ねるごとに筋力や柔軟性が衰え、「オレも若い頃は‥」と嘆いている人は少なくないでしょう。
でも、そのような方でも大丈夫。
筋肉自体が無くなったわけではないからです。
筋力が衰えたと感じるのは、運動不足によって使われなくなった一部の筋肉が冬眠してしまい、機能していないだけなのです。
とくにインナーマッスルと呼ばれる深層部の筋肉は、使わないとすぐに寝てサボってしまいます。
ですから、眠ってしまった筋肉を運動によって目覚めさせ、機能させることで身体能力は十分高まります。
これは年齢、性別を問わず誰でもできるのです。
ゴルフの上達には、メンタルやフィジカルといったインサイド要素にも着目し、それらを向上させることが大切です。
つまり、アウトサイド(外見)だけでなく、インサイド(中身)も大事というわけです。
人間性と一緒ですね。
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