雛祭り
今日は雛祭りです。
雛祭りの言い伝えといえば
雛人形の片づけが遅いと、結婚できない…婚期が遅れる。
今も昔も結婚するのは当たり前、女性にとっての幸せは
結婚することと思われていますから、親が娘の結婚に当てはめて
早く幸せになってもらいたいから早く飾ることで、早く結婚をし
早く片付けることが早く結婚ができるという意味が
込められているようです。
たかが迷信。されど迷信。
信じるか、信じないかは、人それぞれですが、
3月4日だと1年延びる。5日だと2年延びる。
6日だと3年婚期が遅れるとも言われています。
結婚できない。婚期が遅れるなんて考えたくない人は、
急いで片づけた方がいいですね。
とにかく、雛人形は飾るのも片づけるのも大変な作業です。
この大変な作業を、親は娘さんに教えることで
このくらいのことが出来ないと良い嫁にはなれないよ。
という教えがあるともいわれています。
花嫁修業の一つですね。
今でも、片づけがうまい女性の家庭は運気が上がる。
と言われていますが
昔から“片づけができるように”との教訓や教えがあったようです。
雛人形をしまう目安は、
雛祭りから三月の中旬頃までとされています。
天気のよい日を選ぶのがコツです。
雛人形は非常に繊細に作られているため湿気に弱いので
湿度の低い、天気のよい日にしまうのがよいとされています。
雛人形はどのように処分するのがよいのでしょうか。
一般的に、女の子が成人し嫁ぐまでのものとされています。
ですので、
雛人形を処分するタイミングとしては
「結婚した時」。
しかし、実際には結婚時に雛人形を処分しようと考える人は
なかなかいないものです。
昔は嫁入り道具として雛人形を持って嫁いだものですが、
今は実家に置きっぱなしという方の方が多いのでは。
実家や自宅に十分な保管スペースがあるなら、
思い出として取っておくのもよいのですが
何年も箱から出されることもなく忘れ去られてしまった
雛人形もあるはずです。
雛人形はただ単に「お飾り」として
見て楽しむだけのものではなく、
そこには両親や家族からの切なる願いがあるもの。
雛人形をゴミとして出すのは心が痛むものです。
そう言ったときは、神社や寺院で人形供養をしてもらいましょう。
近くに人形供養をしてくれる神社が見当たらない時は、
「日本人形協会」が郵送にて雛人形を受け付けてくれます。
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