ファイナンシャルプランナー中村 伸一が提案するライフプランと最適なマネーデザイン
60代の方は子供が完全に独立し、夫婦2人の生活です。ご自宅が広すぎる場合は、小さい所に住み替えるのも一つの選択肢。まだ元気なうちに海外に住んでみたい、いわゆるロングステイというものなんですけども、拠点を日本に置いて1年の半分はご夫婦で海外に滞在し、アクティブにゴルフなどを楽しみます。我々としてはどの国が良いのか、リビングコストはどれ位かかるか、海外の不安などについてアドバイスさせていただきます。
――エンディングノートについて。
私は、ライフプランニングの重要性を知っていますので、それに通ずる”エンディングノート”の大切さもお客様にお話しする事があります。しかし、エンディングノートを買われた方が実際に書いた割合についてアンケートを取ったことがあるのですが、なんと2パーセントとか3パーセント。ノートを買ったはいいものの、書き方が分からないといった方が多くいますので、フェイストゥフェイスで一緒にエンディングノートを書きながらのサポートもします。配偶者の方が亡くなられた場合や将来的にご不安な点についてどういうことができるのか、FPとしてアドバイスします。施設はどのように見つけたら良いのか、リバースモーゲージの活用などトータルでご提案します。
日本社会を活性化するためのお手伝いがしたい
――50代、60代に願うこと。
団塊の世代で人口が多い世代です。平均寿命が伸びてますので、まだまだアクティブに活動して社会を活性化出来るはず。私のイメージですと90歳まで思い描かないといけないと思います。とするとまだまだ人生をエンジョイしていくわけですから、そこも含めてアドバイスします。また、子供世代へどのように伝えていくか、世代間で経験や文化を伝えて日本社会を活性化するためFPとしてお手伝いできればと思います。