60代になると体調も安定してきますが、

開き直ることもできるようになります。

もう、後がないから人がどう思おうと

「知ったことじゃない！」

とはいえ、家が汚いとゴミ屋敷にまっしぐらです。

ここで、初めて、

親の片づけは他人事じゃなく自分だったんだって

自覚するようになります。

人生の終盤になったら物にも支配されず、

時間も追われない、軽やかなシルバーになりたい！

生活を取り囲むすべてのものに目が届き、

愛着をもって付き合える範囲で暮らしたい。

日々、つらい。だるい。めんどくさいのは当たり前

年を取ったんだから、あちこち悪くなって、弱くなってもきます。

もともと、人は一日ごとに老いていき、壊れていく生き物なんだから

自分にくらい優しくしてあげなくては…

なので

明日のことより先のことは考えない。

人生なるようにしかならない。

怒らない。

いやなことに囚われて、イライラするのは時間の無駄遣いと

スルーする。

自然のままで。

質素に暮らそうというわけではなく、贅沢に暮らしたいわけでもなく

出来ないことや、持ちきれないものはキッパリとあきらめて捨てれば

腹が立つことも、イライラすることも減って人生後半が楽になります。

もう、好きなことのために、できる範囲で頑張る。

私より、ちょっと年上の女性に話を聞いて回ったら

口々に

「仕事も好きだけど、これからは、やりたいことだけやるわ」

アンチエイジングを頑張って

「若い！」って言われるより、「大人！」って言われたい。

と言っていました。

高齢者って、結構たのしい。