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記念樹

こんにちは、「第三者の視点から買い手をサポートする家づくりのプロ」香月敬民です。

 

 建て替えの計画でよくあることですが、業者側は、基本的には敷地内全部を解体する前提で計画を進めます。

 しかし記念樹があったりする場合、そしてそれを残したい場合、注意が必要です。 

 まず検討すべきなのが、残したままでの施工が可能か、ということです。

 プラン的に当たりはしないか(足場も含めて)、外構計画にも当たらないか、そういうことを検討する必要があります。

 そして移植が必要だという場合、今度は樹木によって時期が関係してきます。

 移植では根がつかないということも十分考えられるのですが、少しでも可能性がある時期に動かすべきです。

 それを考えておかないと、建築スケジュールが全て決まって、いざやろうとするタイミングでストップをかけるしかなくなります。

 記念樹は、当然思い入れが強いものです。そしてこれは、前から住んでいた方にしか分からないものです。

 大事なものをちゃんと引き継げるように、最初から検討に入れておきたいものですね。そしてそういうことがちゃんと分かって配慮出来る方と家づくりをしたいものです。

 

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