対照的な相談者の前身でした
【はじめに】
今日は最近体験したある出来事について紹介したいと思います。
会社を離れて何年も経ってから同期や当時同じ職場だった同僚と
偶然街中で遭遇することは少なくありません。
お互いが同時に視認すれば立ち話程度でも旧交を温めるはずです。
今回の2つの事例は実に対極にある「再会」だったのでした。
【わざわざ歩み寄ってくる元の部下】
元管理職だった60代前半の方の再就職の相談で打ち合わせを行いました。
打合せ終了後に途中まで同じ方向に向かったため、並んで街中を歩いていたところ、
道路の反対側にいた40代前後のサラリーマン風の方がこちらに走り寄ってきたのです。
「ん? 誰だ?? 相談者の知り合いかな?」と思っていると
「〇〇部長、お久しぶりです!」と、その方は深々とお辞儀をしたのです。
聞けば同じ営業部ではあるものの、同じ部署で上下関係だったことはなく
営業会議やイベントの際に指導を受けていた程度の関係だったそうです。
元管理職の相談者が会社を早期退職して既に10年以上、
その間一度も顔を会わせたことがなかったにもかかわらず、
一瞬で離れた距離にも関わらず相談者を見分けただけでなく、
わざわざ挨拶のためだけに道路を渡ってきたのです。
近況を話し合った後に
「来月〇〇が発起人で〇〇営業部の現役OB合同のパーティーがあります、
是非ご参加下さい、お願いします!」と、再びお辞儀をして去っていきました。
別れた後に相談者に聞いたのですが、
先に述べたように直接の部下でもないのにここまで覚えていてくれた、
「そこまで俺、いい話してたのかね~?」とどうもピンと来ないようでした。
しかしこれこそが人徳のなせる業です。
謙遜はしていましたが、終始笑顔でしたから嬉しいに決まっています。
いかに現役サラリーマン時代に
社内にいい影響を与えてきたかはこの事例だけでよく分かりました。
実際、その後この方には複数の企業からオファーが舞い込んできて
選択に苦労したとの連絡が来ました。
この方の下で働くことになる新たなメンバーは
幸運な巡り会わせに感謝することになると思います。
【嫌われ、避けられた元の上司】
これと全く正反対の事例も、残念ながら経験しています。
経験したのはこちらのほうが2,3年早かったと思います。
このケースではまだ40そこそこの若手の方が相談者で
起業支援を行っている公的機関を訪ねる際に同席して
いろいろ仲立ちをする予定でした。
目的のビルの目の前の横断歩道で
まだ十分青信号なのに急に私の袖を引いて停止したのです。
怪訝に思っていると「すみません、前にいやな奴がいるんでやり過ごします。」
とのことでした。
あとで訳を聞きますと、
以前の会社の直属の上司だったようで、実にいやな上司とのことでした。
責任転嫁、頭ごなし、公私混同と、
次から次へと彼に対する非難の言葉が続きました。
相談者の彼も既にその会社を離れて5,6年経過していたのですが、
あなたの気になる疑問お寄せ下さい!
投資、相続、住まい、法律、健康、ファッションなど、
専門家に質問したいことがありましたら、お気軽にお寄せください!
お寄せいただいた質問や、専門家の回答は、
あなたの個人情報を特定できない形で、Q&Aコラムとして掲載させて頂きます。
また、質問の内容によってはお答えできない場合がある事をご了承ください。
質問例
- (相続)息子の株損失を肩代わりした贈与を節税したい
- (メイク)登山で紫外線対策もオシャレもしたい山ガール向け50代さっぱりメイク
- (整理収納)会社でデスクを整理整頓してキレイに見えるコツ
- (運動)慢性的なテクノストレスを改善する顔まわりの指圧方法
- 質問内容