起業・独立を巡る令和の事情とは?
人生で最後の自己責任の業務と思って下さい。
【起業・開業後の課題】
ここでは年齢に関係なく晴れて一国一城の主を叶えた後に生じる問題、
遺憾ながら当初の思惑通りに事業が進捗しない場合の課題を紹介します。
仮に飲食店で起業した場合、
確実にウリの目玉、主力商品と信じたメニューが伸びない!
それ以前に集客自体が予想を大きく下回っている、近隣に競合が出来た訳でもなく
周辺環境(人口の減少や対象ユーザの減少等)にも大きな変化もないのに?
こうなるとまず「価格設定の見直し」が頭に浮かびます。
いきなりの全面改定には二の足を踏んでもランチタイムだけ2割引きとか
サービス券の配布で集客を増やしたい。
または今まではランチタイムとディナータイムの間に3時間ほどアイドルタイムを
儲けていたものを通し営業に切り替える、夜の時間を延長、喫茶営業のはずが
アルコールの提供も始めるといった施策で現状打破を図ろうとします。
これがうまく的中すれば問題はないのですが、
裏目に出ると傷口はさらに拡がることになります。
通し営業にしたものの集客に変化が見られず、却って人件費や光熱費だけアップした。
サービス券の配布が常態化してしまい集客は増えたがそれ以上に客単価が激減で利益が減少した。
アルコールの提供で本来のターゲットユーザーが離れてしまい客層が激変した。
私が従事する士業でも似たようなものです
相談料全て〇〇円で承ります、顧問契約は月〇〇円で全て対応します等の
価格訴求に奔ったケースでうまくいった事例を私は知りません。
何でも引き受けますといった宣伝文句を謳うケースも見受けられますが
結局は専門分野がないのではという印象が強くなり閑古鳥という結果も。
こうなると人間弱いもので「誰かいいアドバイスを」という気持ちに傾きます。
学生時代からの友人や趣味が同じ同好の士あたりには相談よりは愚痴でしょうか?
より真剣な相談となれば同業者で成功している方を選ぶのが一般的です。
さらにはその道のプロと自称するセミナー講師やアドバイザーと言ったケースも。
ここに大きな壁が立ち塞がるのです。
【終わりに~情報の取捨選択が大切】
気の置けない友人知人への愚痴の場合、
彼らもそれなりに真剣に相談に乗ろうとします。
ですが所詮門外漢のド素人です、真摯に起業に向き合い勉強し
仕事によっては見習い修行も経験した貴方以上の知識はありません。
中には良かれと思ってのアドバイスが頓珍漢ということも
珍しくはありませんし、そのアドバイス自体が誰かの受け売りや
また聞きの信頼性ゼロの噂だったということもあります。
よく傍目八目という諺がありますが、これもド素人には
このような技量はないのです、あくまでも同等の経験や技量を持った方が
状況を俯瞰するからこその傍目八目なのです。
騙すようなことはないと信じますが、
友人知人の言葉は愚痴を言える相手が自分に入るんだという程度に
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