第3の居場所について
一気に生活が激変します。貴方が思いもしなかった形に。
これに加えて既に会社を退職したものの、
未だ再就職や転職がうまくいっていなかった場合、
元の会社のメンバーにそのような状態で会いに行けますか?
家庭に持ち込めない悩みや問題の相談相手がいない、
即ち自分ひとりで問題や悩みを抱え込むしかないような場合、
悶々とした時間を過ごすだけの生活に陥ってしまう危険性があるのです。
【家庭と職場以外の居場所】
自宅と職場以外の居場所とは、簡単に言えば仕事関係ではない、
損得勘定が発生しない居場所の事で、趣味の集まりや社会貢献活動等を指します。
同じゴルフでも社内や得意先ではない例えば練習場で知り合った同士でのコンペや
模型製作のサークル、写真撮影の仲間、カラオケのライバル? 等です。
他にも中学や高校の同窓会、あるいは地方出身者の場合の県人会なども
直接的な損得勘定や変な忖度を考えなくていい集まりと言えるでしょう。
個人的にはいきつけのスナックや居酒屋での「飲み仲間」「話し相手」も
適度な距離感が保てるのであれば、貴重な存在となると思います。
肩書で呼び合うことはなく、年齢や男女の違いも気にならないような繋がり、
この様な関係が築けるのは、自宅でも職場もなく、第三の居場所として
自分から進んで求めないと得られない居場所の事なのです。
【なぜ第三の居場所が必要か?】
このような居場所と言うものは思い立ったらすぐ出来るものではありません。
同じ趣味の仲間と言っても、やはり相性というものがあります。
何となくそのサークルの雰囲気に馴染めないといった心情的な問題もあります。
早い段階で第三の居場所探しを始めていれば、他のサークルを探すことも
自分自身が発起人や主宰になって立ち上げることも可能です。
これが60才を迎えて退職後に初めて行うとなるとなかなかの難行です。
出来れば在職中にこういった居場所を探し出しておくことが大切です。
先にも少し触れましたが、肩書や年齢の差を気にしないで付き合うことは
心情的にもリラックスした関係であり、損得関係がなければお互いの気持ちを
打ち明ける事や悩みを相談するという行為にもあまり抵抗なく進めるのです。
仕事上の悩み、子供の悩み、夫婦の悩み、自分自身の悩み
いざ誰かに相談したいと思っても、会社の同僚や上司では警戒感が先に立ちます。
さらに世間体や見栄と言った余計な感情も湧いてくるでしょう。
こういった腹を割った付き合いが出来るのも、一定の時間は欠かせません。
今日からサークルの加入したから明日には身の上話を聞いて欲しいは
話す方も、聞く方も、まず無理な話でしょう。
再就職は果たしたもののまだまだ社内では新参者であり、
人間関係はゼロからのスタートである場合、どこに、誰に相談が出来るでしょう?
起業・独立を果たしたもののなかなか軌道に乗らない、
業界内ではまだまだ人間関係は希薄で孤立無援な中で誰に悩みを聞いてもらえるでしょう?
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