登山で紫外線対策もオシャレもしたい山ガール向け50代さっぱり系メイク
これからの季節は紅葉が見どころですし登山デビューしようと思っています。
50歳も過ぎて出不精になり、この夏はクーラーの効いた室内でずっと過ごしていたので、運動不足気味な近頃に焦りも感じてたりもします。
山では汗をいっぱいかきますから濃い目のメークはできません。といってすっぴんで行くのは絶対NGじゃないですか。
日差しも気になるので日焼け止めも忘れず塗りたいです。
秋口の山ガールにピッタリなオススメのあっさりメイクを教えて下さい。
岡山県在住、女性 (51) 独身、パート
こんにちは!メイクアップアーティストの片桐愛未です。
ご質問ありがとうございます。
大自然と調和できる登山は、秋がベストシーズン。
澄んだ空気とマイナスイオンはお肌にも健康にもいいですね。
さて山でのメイクアップのポイントですね。
夏の間冷房の中でずっと過ごしていると、汗をかかなかったので、汗腺が退化してしまい、そうするとどうなるかと言うと、デコルテから下は汗が出にくくなり、その分全部デコルテから上、つまり顔に汗をかきやすくなってしまっています。
化粧も崩れやすくなりますね。
汗をかくことで、血液のきれいにする働きがあるので、汗をかかない生活をしていると健康も害してしまいます。
山登りは、健康にもいいチャンス
山でのメイクアップ。
一番気になるのは「紫外線」対策を兼ねたファンデーションです。
日焼け止めには ①紫外線吸収剤 ②紫外線散乱剤 の2種類があります。
①の吸収剤は一旦紫外線を肌の上に取りこんで赤外線や熱に変えて外に放出します。
塗り心地もサラッとしていて白くならず、使いやすいです。
また、SPF50+以上の日焼け止めは“紫外線吸収剤”を含んでいるものが多くなります。
しかし、紫外線吸収剤は「アレルギー等の皮膚障害を引き起こす恐れのある成分」として旧表示成分に指定されているため、敏感肌や汗をかきやすいの方は注意が必要です。
②の散乱剤は紫外線を反射・散乱させることで肌の中に紫外線が進入してくるのを防ぎます。肌につけると、白っぽくなッてしまいますが、紫外線を反射させる成分のためです。
また、紫外線散乱剤は紫外線吸収剤に比べて肌にやさしいので肌の弱い人・敏感肌の人でも使用できます。ご自分の肌のタイプに合わせてお使いになって下さい。
SPFが高くなくても、こまめに汗を抑えて日焼け止めやファンデーションを塗り直せば、肌は日焼けから守れますがなかなか登山中に何度も塗り直すのは大変ですね。
そこで、 ベースの塗り方を変えるだけで崩れにくいベース作りをしていきましょう。
メイクの順序と塗り方
メイクアップベース、日焼け止め、ファンデーションの順に塗っていきます。 そのさい、全部同じ量でなくて、焼けやすい頬はしっかり、あとは薄めにのばします。
日焼け止めも下地もファンデーションもつけるのに、たたきのばすイメージでつけていきます。たたくことによって、しっかりと肌に密着していきます。
ファンデーションは、指や手のひらでなくて、スポンジを使うようにすると、余分な油分をスポンジが吸い取ってくれて、ファンデーションがムラなく崩れにくく仕上がります。
また、50代でくすみやクマがあると、更に老けてみえるので、コンシーラで気になるところをカバーします。コンシーラも指でたたきながら、カバー。そのあと、境目をスポンジでなじませます。
パウダーは軽くが今風のベース作りです。ポイントメイクはカジュアルな装いには、アイシャドウの色目はマットな色がオススメです。
この秋の流行色のモスグリーンやカーキ色のアイシャドウは、カジュアルな洋服にも合うので、是非挑戦して下さい。チークは‘顔色’をよく見せる入れ方が今風です。
大きめなチークブラシで頬に広めに薄くつけましょう。
リップはご自分の唇の色素に近い色めなら、自然にお似合いになります。
流行の色やメイク法を取り入れながら、秋のアウトドアを満喫なさってくださいね。
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質問例
- (相続)息子の株損失を肩代わりした贈与を節税したい
- (メイク)登山で紫外線対策もオシャレもしたい山ガール向け50代さっぱりメイク
- (整理収納)会社でデスクを整理整頓してキレイに見えるコツ
- (運動)慢性的なテクノストレスを改善する顔まわりの指圧方法
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