私は本を読むのが好きです。

ぼーっとしている時間や

テレビや映画を見るのも好きなのだけど

本は音声や映像もないから、

書いてある字だけを読んでいくので

自分の頭の中で好きなように想像することができます。

 

 

自分の人生はたった一回だけなのだけど

その本を読むことで、自分ではない人の人生を

疑似体験することもできるし

本の中にいる人の人生を見せてもらったり

本の中の人にいろいろなことを教わることもできます。

 

今まで読んだ本の中には、

ずっと、こんな本を読みたかったと思う本に巡り合うことも

何十年も前の私に読ませてあげたかった思う本にも

巡り合うことがあります。

そして、私自身が本で読んだ言葉に何度も助けられたこともあります。

 

そんな本でも、私は読んだ後は早々に手放しています。

人それぞれに「価値観」はちがうものなので

人によっては、取っておきたいと思う本を無理に捨てたり、

売ったりすることを勧めているわけではありません。

 

私の場合は新しい本に巡り合うために、

本は一定期間、家に置いてはいるけれど

小袋にいっぱいになったらBook Offに持っていきます。

 

 

誰に何が響くかは読んだ本人しかわからないことだけど

読んだその時に、助けられた言葉は心にいつまでも残っているものだし

同じ本を読んで、その時ココロに響く言葉が響かないときもあります。

同じように

How to本や専門書は読めば知識は得るのだろうけれど

知識を得れば得るほど不安も増幅していく気もします。

 

 

本棚に置かれて本を眺めていても、知識が増えるわけではありません。

例えば、通帳の数字をどれだけ眺めていても

お金が増えないのと同じことです。

だけど、楽しく読んだものは自分の糧になります。

面白く、ためになる素敵な小説や

ワクワク、ドキドキする本をたくさん読むためにも、

本棚に新しい本が入るスペースを空けてあげましょう。