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片づけられない人の失敗

片づけられない人の方が片づけられる人より

実は良く片付けようとしています。

 

それでも、どうして片づけられないのかというと

片づけられない人は

何でも整理しようとします。

急いで片づけようとします。

同時にいくつものことをしようとします。

 

その結果…

「まだ使える」「いつか使う」と考えて、たくさんの箱の中に

「まだ大丈夫」「後でもできる」と考えて、溜め込んでいきます。

本棚も食器棚もクローゼットも押入れにも

よくもこれだけのものをと思うくらいに詰め込んでいるのに

またまだ入ると思って、箱を買って、

棚をつけて片づけに精を出しています。

 

片づけた場所や片づけた引き出しの中身を

覚えていられればそれはそれでいいのだけれど

すっかり忘れてしまっていることがほとんどで、

同じようなものを買ってしまった後、

家に帰って「あったじゃないか」と自分を責めたものの

忘れて放置していたものは、使い勝手も、着心地も

全然違うので使う気にも着る気にも今更ならない。

 

しかし、

きれいだと捨てられない。未使用だと捨てられない。

しかもよく見たら、微妙に変色していたりするから、

売るのにも躊躇してしまう。

でも、もったいないから捨てられないし、

どうしようかと考えた時に

箱を買ってきて片づけてしまうのです。

 

片づけられると片づけられないとの違いは

捨てるか、捨てられないかなのですが

 

 

まずは…

言い訳を捨てよう

「どうして捨てないの?」と聞かれた後の言い訳も多いです。

その言い訳が無駄な物を増やしています。

もったいないを捨てよう

使われず、捨てられずにいるほど、もったいないことはありません。

人にあげるを捨てよう

捨てる代わりにする行動があります。それは「あげる」です。

「捨てるのはもったいないから、誰かにあげよう」と考えますが、

あげる機会も忘れることの方が多いのです。

読んだら捨てよう

片付けのできない人は、なぜか、片付け本を捨てずに取っています。

片付け本を読んでも片付けられず、片付け本まで片付けないのです。

デパートの紙袋、スーパーのレジ袋を捨てよう

理由を聞くと「あると便利」と言います。

必要になったら買えばいいのです。

私が「大中小3袋あれば十分。それで困ることがあれば、

困ればいい。」と言っても理解できません。

 

 

迷ったら捨てよう。

「これ、どうしようかな」と考える物が出てきたときに

「捨てよう」と判断する人は、物を捨てられる人です。

「念のためにとっておこう」と判断する人は、物を捨てられない人です。

「捨てなきゃよかったのに」と言う人は、一生捨てられない人です。

 

捨てるコツ は頭の中で何を言ってるかを聞くことです。

物を捨てられる人は、“使うか、使わないか”で、判断します。

物を捨てられない人は、“使えるか、使えないか”で、判断します。

 

 

この判断基準の違いが、

捨てる人と捨てられない人を分けるのです。

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