これは、高齢者福祉・介護を中心に７０年を超える活動を行ってきた本会が、高齢期をむかえ、元気に頑張っている人たちの生の声を拾い、応援し今後の活動に役立てるために平成１６年から企画、実施しております。

これまで応募された作品には、今日の平和で豊かな国づくりの一端を担ってきた６０歳以上の方々の生き方や知恵がたくさん詰まっています。少子高齢、人口減少社会に対する社会保障制度のあり方への不安や不満、今日の日本への提言･苦言などを訴える作品はもちろん、応募者の多くが人生を楽しみ、前向きに、素敵に年を重ねているということ、自分のできる範囲の中で楽しみ、生きがいを見つけ、人生をエンジョイしているということが特徴です。そして高齢者といわれる年齢になってからも新たな挑戦に取り組む方々が多く見受けられます。

昨年の受賞者の作品（一部抜粋）は、『高齢者の水先案内人として』（第 15 回入賞/79 歳・女性）ボランティアである中高齢者者生活総合相談員シニアアドバイザーとして長年活動。一人でも多くの高齢者が安心して「生きていて良かった」と言える水先案内人として新しく変わる世の中の仕組みなどを勉強し続けている。

『川柳部門』

クラス会 お前いくつと 聞いたやつ（第 16 回優秀賞/76 歳・男性）

と、重ねた年齢にふさわしい自由闊達な意見、今の時代を問う提言、これから高齢を迎える人たちや若者に希望を与えるきっかけとなるような、また同じ６０歳以上の人たちに勇気を与え、共感できる様々な主張が寄せられました。

◆公募対象 ： 満６０歳以上の男女（昭和３４年／１９５９年１２月３１日以前に生まれた方）

国籍その他の資格は問いません。

◆公募期間 ： 令和元年９月１６日（月）敬老の日～令和元年１１月１０日（日）消印有効

◆応募テーマ： Ａ．社会保障についてのご意見

Ｂ．自由課題

◆部 門 ： ①エッセイ･小論文 ②川柳

◆審 査 員 ：吉永みち子さん（ノンフィクション作家）、草野仁さん（テレビキャスター）、

釜本邦茂さん（公益財団法人日本サッカー協会 顧問）

※釜本さんは本年度審査員に就任されました。

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