いくつになっても、カッコイイが好きな大人でありたい。違いのわかる50代の男ともなれば、胸を張って自慢できる格好いい趣味のひとつ程度は持っていたいものです。その道の人に一目置かれるほどの腕前なら、婚活時にも有利なアピールポイントとして強力な武器に。50代男性の魅力は趣味で光る。

 

大型バイク・レーシングカーなどモータースポーツ

 

本格モータースポーツは、他に代えがたい興奮を得られます。シビアな緊張感を要求される刺激性。非日常レベルのスピード感。高価な機材に見合うだけの満足感。しかも公道とは全く違うレーシングの世界におけるドライビングテクニックにゴールはありません。向上心が高い壮年期の男性ほどハマれる趣味といえるでしょう。普段は道路交通法で制限されている出せないスピードをアクセルベタ踏みで限界突破。交差点の右折とは比べ物にならない、シビアなハンドリングを要求されるサーキットでの走行体験はヤミツキになります。

 

 

夏の北海道を大型のハーレーダビッドソンで駆け抜ける。地平線を望むまっすぐな道をアメリカンバイクでどこまでも自由に。大排気量エンジンだからパワーに余裕があるコントロールで、長距離のツーリングを安定感抜群に導いてくれます。最近はビッグスクーターも個性的。近頃公開されたハリウッド映画「ゴーストインザシェル」で世界から「あのクールなマシンは何だ？」とツッコまれたホンダの「ＭＮ４」はフォルムだけでなく走行性能もハリウッド級。また特撮ドラマ「仮面ライダードライブ」にも登場したことがあり、パパ的に子供ウケまで期待できます。

 

射撃・アーチェリーなどハンティング競技

 

50代から始めて一生続けられるシューティングスポーツ。ショットガンを使って皿を撃墜するクレー射撃、森の中の的に当てていくフィールドアーチェリー、本物のイノシシやシカに瓜二つの模型を狙う3Dアーチェリーなど、狩猟本能をくすぐられる面白そうな趣味です。婚活でアピールするなら始めて三日など素人同然ではなく、ライフル競技選手権大会やターゲットアーチェリー選手権大会に出場して目に見える実績を残してからのほうがインパクトあり、本気度が伝わるでしょう。

 

 

ただし50歳を過ぎてサバイバルゲームやガンシューティングゲームなどアミューズメントにハマッているのはリアリスティックな女性に引かれる可能性があります。同好の士なら構わないんですけどね。猟銃による鹿、猪、鳥など野生動物を狩るリアルモンスターハンターは危険性や衛生面で難がありますが、ジビエ好きなグルメ女性なら相性抜群かもしれません。

 

ベース・サックスなどジャズ楽器

 

音楽の趣味として歌やギターも素敵ですが、婚活で50代男性が紹介して「おっ？」と気を惹かれること間違いなしな楽器といえば、サックス、ベース（コントラバス）、ドラムなどジャズ音楽の楽器。手や顔に年輪のように刻まれた細かい皺がルックスに深みを与えるように、聴き込むほど味わいが出るジャズの即興演奏には50代男性が似合います。ナイスミドルに目がない女性にならきっと理解してもらえるダンディな趣味としてのジャズ。楽器は何歳からでも始められるエイジレスな嗜みとして、豊かな人生の良きアクセントに。

 

 

若いインディーズロックバンドが賑わすライブハウスでファンと一体になって弾けるような盛り上がりとは趣が異なります。音楽が主体のジャズフェスやコンサートも楽しいですが、ディナーやお酒のＢＧＭとしても活きるのがジャズの特徴。カフェやバーの片隅で奏でられるサックスの音色は年配の人の耳にじっくり染み込むような気持ちよさをもたらします。週末はあそこのバーで弾いてるんだ、とジャズ現役経験者をさりげなくアピールできたら婚活の難易度はぐっと下がります。