友人と仲間は似て非なる存在
【はじめに】
友人と仲間、一瞬同じと思いがちですが
厳密に見ていけば、異なる存在であることに気付くはずです。
貴方が転職や独立・開業を目指した際に
相談するのは「仲間」ですか「友人」ですか?
私なりのそれぞれの違いについて紹介したいと思います。
【友人と仲間の違い】
以下はあくまでも私個人の思う違いです。
まず「友人」とはどういう存在か?
自分の弱みを見せられる、弱音を吐ける相手であり、
同時に先方からの弱音を聞いてあげられる相手です。
弱音以外でも単なる愚痴や不満を聞いてくれる相手であり、
逆に自分の夢を語り、相手の夢を聞けるような関係でもあります。
要はお互いの夢や弱みを語り合える関係が友人という考えです。
対して「仲間」とはどういう存在でしょうか?
仲間とは
「共通の目的を実現するために目的や目標に向かって協力し合う関係」
にある存在が「仲間」ではないでしょうか?
【友達という存在】
さて、SNS上では「友達」というジャンルが存在します。
Facebookなどでは「友達1万人」といった表示がされているケースも
珍しくありませんし、友達の数を増やすことに意義を見出しているケースも
あるようです。
ただ単に友達という括りで、ネット上でしか繋がっていない存在でも、
自分の投稿記事や写真に「いいね!」してくれただけの存在でも、
逆に自分が「いいね!」しただけの見知らぬ存在であっても、
本人からすれば「友達=友人」となるのでしょうか?
こうしてみると、友人の範疇にも大きな区分があるように私は考えます。
「ネットだけの友達」「ゲーム対戦時だけの友達」と「親友」「学友」「旧友」
といった考えとは相容れないものがあるように私は思っています。
当然、冒頭で述べたような悩みや愚痴を開陳できるような「友人」ではないでしょう。
厳密に区分けするのであれば、「仲間」「友人」「トモダチ」となるでしょうか?
ママ友は聞きなれた言葉ですが、ママ仲間とは言いません。
釣り仲間、釣り友達は両方アリでしょうか?
仕事仲間はあっても仕事友達はあまり聞き慣れませんね。
いろいろなケースで「仲間と友人」は交錯しているのが現状でしょうか?
【起業時の相談相手は?】
では、貴方が起業・開業を決心した、
あるいは転職を目指すような場合に相談するのは誰でしょうか?
その道の専門家は別にすれば、近しい存在に話をすることは
普通にあり得る話です。
さらに加えれば、
起業時のパートナーや、起業後の事業の方向性や将来についての
相談をする相手はどういう立ち位置の人物でしょうか?
冒頭で書いたように、
友人は弱音を聞いてくれる、愚痴にも耳を傾けてくれます。
ですが問題の解決に関しては適当な相手でしょうか?
ただ単に慰めや形だけの同情や共感を示してくれただけでは
根本的な問題解決、課題をクリアするには全く役に立ちません。
また友人の中には善意、又はあなたへの好意から
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