さあ、秋の味覚きのこの季節の到来。秋冬は夏に比べて身体の新陳代謝が比較的大人しくなります。旬のキノコで「菌活」を始めましょう。

ビタミンB・タンパク質を含む食材とコラボ

キノコはクセが少なく、熱を通せば他の食材に溶け込むようにまろやかな味と食感に変わります。また干しシイタケが出汁として使われるように、低カロリーながらもグルタミン酸など多くの旨味を含んだ優良食材です。

ミネラルや食物繊維が多いため、ダイエット中の女性の味方。妊活で欠かせない葉酸も沢山。これにビタミンB類を多く含む豚肉やしょうが、ねぎ、豆腐なと豆類を合わせて基礎代謝アップ効果が高まります。体温を高める具材を用いた身体を温める料理ですね。

豚肉とゴーヤの炒めにシメジをプラス、ベーコンとブロッコリーの豆乳スープに舞茸を追加。炊き込みご飯の具に気軽に放り込んでも良し。小松菜とお好きなキノコに冷蔵庫の中の精肉を細切りにしてオリーブオイルで炒め塩コショウするだけで、秋の夜長にピッタリな簡単健康おつまみの出来上がり。

覚えたレシピは１年中栽培されるキノコに使える

スーパーで舞茸、しいたけ、エリンギ、しめじ、きくらげ等が一年中並べられているのはみなさんご存知の通り。これらは大規模なキノコ工場で日々、大量生産されています。廉価に売られるキノコは原木ではなく、瓶や箱に詰めた培地から栽培しています。管理された生育下で一定の味と栄養が保証されていますので、いつでも安心して料理に使えるというわけ。

主張しない味だからこそ幅広いレシピに応用が効くキノコ類。高齢になればなるほどローカロリーで優しい味が欲しくなるから、きのこはピッタリです。

菌のチカラで美味しく健康を目指す菌活ノウハウ。覚えておくと、この先ずっと便利です。